社長のインタビューシーン

――グッドデザイン賞、キッズデザイン賞など受賞歴も豊富ですね。それぞれに込められた想いや価値観も教えてください。

商品を認めていただけること、ご評価いただけることは、開発者としてこの上ない励みです。
でも、私たちの手道具が本当に生きるのは、目立つ場面でなく、“小さな手”が毎日そっと触れる瞬間――
食卓やお弁当作り、学校給食、家庭の台所……
それぞれの方の“手の中”で、はじめて道具として息づくものだと思っています。

グッドデザイン賞を「学校給食用具の総合的な活動」としていただいた時は、現場で頑張る栄養士さんや子どもたち、そして関係者のみなさんへのエールだとも感じ、心からありがたく思いました。
賞状やトロフィーももちろんですが、届いた道具を「ありがとう」と声をかけてくださる現場の方、使い方を工夫されるご家族の皆さんの笑顔や工夫こそ、私たちの宝物です。

社長のインタビューシーン

――最近は「道具の認知」も大切な時代ですね。

正直、ピーラー界のスティーブ・ジョブズと呼ばれるのはそぐわない気持ちもいたしますが、やはり認知が広がり、ご家庭や保育園、病院、学校など多くの現場で選んでいただけるのは、手道具が“幸せの種”として広がっていく証でもあると思っています。
メディアに取り上げていただけるのも、飯田社長のような目利きの方々に背中を押していただけたからこそ。
一方で、「すごい」と注目され過ぎて自分自身におごることのないよう、これからも初心と謙虚さを忘れず、「もっと、そっと、やさしく」役立つ道具を作り続けたいと思っています。

 

今回は株式会社レーベンの高部社長から、ののじブランドができた経緯や、各製品に込められた想い、今後の展望などの貴重なお話を聞くことができました。

今後の活躍や、各新商品のリリースなども一層楽しみになりますね。
ぜひ、これからもレーベンの活動を追っていきましょう。今回は貴重なお話をありがとうございました。

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